株式会社倉敷中央不動産

前回、「建物（住宅）価格の動向」をお話しました。 今回は「土地」です。 写真は倉敷市のとある地区の公示価格の推移です。 1990年前後のバブル絶頂期をピークに下がり続け、1/2以下になり、2010年辺りに下げ止まり。 そこから緩やかに上がり傾向で今に至ります。 倉敷市の商業地・住宅地は大体、こういう傾向にあります。 これからしばらくは、（大きな経済状況の変化が無い限り）この状態が続くとみています。 バブルが異常だったのでその様な事の再来は考えにくいですが、 人気の高い土地の価格は上がり、そうでない所は下がる二極化が顕著となり、 全体的には『横ばいに近い上がり傾向で推移していく』のではないかと思います。 土地購入者層の人口が少なくなれば、土地を出しても売れない→土地価格が下がる、と思われるかも知れませんが、土地自体がなかなか出ない昨今。 人気の高い土地が出れば高値で売買されている傾向から上記のような予想になります。 ※世界で、日本で、大きな状況変動があればこの通りならない可能性があります。